2009年初頭、南米で音楽活動を行っていた前田ただし(バイオリン)を中心に、室内楽業界ではその叙情あふれる演奏で定評のある梅澤敦子(フルート)、ポップス界でのサポート演奏や子供向けの企画コンサートの開催で知られる五十嵐あさか(チェロ)、クラシックやジャズ、ポップス、ゴスペル、フュージョン、合唱と幅広い分野での活動を精力的に続ける石原鼓緒太(ピアノ)が集まり結成され、同年7月にオール・ピアソラ・プログラムによって演奏活動を開始。

サルサやサンバなど打楽器の活躍が著しい南米音楽の中で、日本での紹介が比較的少ない「現代ポピュラー音楽」とよばれる分野の作品を中心に構成されたコンサートは、1960年代以降のラテン・アメリカ音楽の特長である「ヨーロッパでも先住民インディオでもない、それぞれの都市のアイデンティティのイコンとしての音楽」を感じることのできる希少な場として高い評価を受けている。